人間嫌い

アキヒトの日記です

このサイテーな世界の終わり

みなさんごきげんよう、あたたかな風が桜の花びらを運び、クソ花粉が日本人を蹂躙する季節がやってきましたね。

杉を大量に植樹させた挙句、完全に持て余した1960年代の老人は責任をとって詫びティッシュを無料配布してください。鼻セレブだぞ? 分かったな? 花粉症、普通に公害では?

でも、そんなクソ杉にもいいところはあって、火をつけるとよく燃えます、杉。

この間、キャンプにいったのですが、キャンプ場の管理人さんに教えてもらいました。乾いた杉の葉は油を含んでいるそうで薪を燃やすのに良い着火剤になりました、マジでよく燃えた。鼻を嚙んだティッシュと杉の葉を憎悪と共に大量に燃やしました。

これからは日本中の杉に火をつけることで生計を立てていきたいと思います。

 はい。

あと場に向かう途中の高速で、春から大学生っぽい男女グループが事故(怪我はなさそうだったので車両トラブルかと思われる)で路肩に止まっているのを見て、自然とテンションが上がってはしゃいでしまったのは、我ながらどうかと思いました。ルサンチマンの権化か?

キャンプに関しては面白いエピソードがまだいくつかあるのですが、すべてを丁寧に書こうとすると疲れるので、気が向いたらまた別に書こうと思います。

(吉屋君、しばけん、みちかず君、Toshiki君ありがとう、とても楽しかった。)

 

 

「このサイテーな世界の終わり」を観ました

www.netflix.com

NETFLIXオリジナル作品です。ざっくりあらすじを語ると、サイコパスの青年ジェームスが、家庭に問題を抱えた勝気で反骨精神あふれるアリッサといっしょに家出をするお話です。

無感情サイコパスのジェームスはアリッサをどうやって殺そうかをずっと考えているんですけど、アリッサはジェームスのことが好きで「彼と一緒にいるとなんだか落ち着く...」なんて考えていて、そのすれ違いが作品全体にコミカルな雰囲気を生み出していて楽しく観れます。

二人が家出をする過程で彼らのバックボーンが分かったり、だんだん感情が変化していくのが、この作品のいちばんの見所だと思います。

ラストもかなりよかったですね。作品全体がコミカルな感じなのでこの終わり方には少し戸惑ってしまったんですけど「この登場人物なら確かにそうするよな...」って納得してしまい、そのどうしようもなさが苦しくも愛おしい、と思わされました。

一話20分程度で空いた時間に気軽に観れるので、みなさんもぜひ観てみてください。そして感想を語り合いましょう。

 

以上です。